仏教情報システムセンター設立趣意書


 お釈迦様がさとりをひらかれて以来、仏教は、2500年に亘り、アジア地域を中心に多くの人々の生活に影響を与えながら多くの文化を形成してきました。信仰を中心とした哲学・思想はもとより、人間社会の融合に関わる部分にも貢献し、また、その過程から多くの芸術を生み出し、今日に伝えられております。そして、それらは今、全世界の人々から新しい視野に立って、宗教、歴史、哲学、文学、美学、文化人類学などの様々な分野に亘る知的遺産として、新しい位置づけがされようとしています。これら偉大な業績の伝承は、現在私たちが生きていく上でも、また、未来永劫に亘り、子孫へと引き継ぐため、一つの指針となるものでしょう。この度、この価値ある文化遺産をコンピュータ一によりデータベース化することによって、多くの研究者に有効的に利用していただくとともに、インターネットを活用し、信頼ある情報を分かりやすく社会に伝えることができることを確信し、仏教情報システムセンターを新設致します。

【主な活動目的と内容】

1.知的遺産の伝承

 現在迄に多くの研究者により集積されてきた資料を収集するとともに、このシステムを研究者の発表の場所としてご活用いただくこともできます。さらに、研究者の研究資料のデータベース化のお手伝も致します。

2.社会への貢献

 ホームページ「EVAM」を活用し、日常語によって仏教を表現することで、多くの方々に仏教を理解していただくための資料を提供致します。また、仏教を中心とした生活習慣についての情報提供、意見交換の場として利用していただけます。

3.信頼ある情報提供

 寺院相互間のきめ細やかな情報提供、意見交換の場としてのご活用。ホームページ「EVAM」を正しい情報提供の場として利用していただくことで、各寺院の歴史、縁起、行事などの情報を広く社会に伝えることができます。例えば、寺院の歴史や巡礼、遍路、古寺巡拝の旅の情報、各寺院で行われる行事を時折々の情緒を交えて紹介することができます。

4.布教活動への貢献

 現代社会の二一ズに答える布教のための資料の提供。加えて、寺院の管理運営に役立つ資料の提供。

5.日本仏教文化の伝承

 各寺院に伝承される寺宝、及び、文化財のデータベース化へのお手伝い。

6.インターネットの有効活用

 日本国内はもとより、全世界の人々に対して可能な限りの情報の提供、及び、アジ ア諸国を中心に、仏教の影響を受けた国々の情報の収集と提供。 以上のことを中心に活動し、中でも寺院のコンピューター導入のお手伝いを 積極的に行います。

 以上の趣意にもとづき、この度、活動の一環としてホームページ「EVAM」を開設致しました。 この「EVAM」を、信頼ある情報発信と収集の場として、広く社会に役立てたいと考え編集致しました。多くの方々からのご意見、ご批判をお待ちするとともに、情報のご提供もお願い申しあげます。なお、編集責任と致しまして個人への一切の中傷、批判等は致しません。

 当センターは、大正大学梵文学研究室卒業生有志を中心に設立致しました。現在、ご賛同、ご協力いただける寺院、個人の会員を募集致しております。下記までご連絡をお願い致します。

 私たちは、寺院のコンピューター導入のお手伝いを積極的に行うとともに、仏教文化に関わる様々な資料のデータ化を行って参ります。将来的には、全国の寺院が有効に利用できる宗派を越えた寺院間のネットワークの確立、及び、ネットワークを利用した「仏教文化総合データベースセンター」と「誰でも気軽に参加できる研究所」を実現したいと考えております。

 何卒、ご理解いただき、ご指導、お力添えいただきたくお願い申しあげます。

仏教情報システムセンター
編集スタッフ一同


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